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遠隔監視装置の設置前調査を行いました

先日の記事のとおり、低圧発電所の遠隔監視装置(ゼロモニタ)の設置工事にあたり、現地調査を行いました。

販売元にヒアリングした内容や仕様書だけでは、わからない事がありますので、現地確認を行います。

まずは、パワコンの通信用コネクタを確認します。(パワコンはデルタです)

前面パネルがねじ止めされていますので、キャップをピンで外した後、ドライバでネジを外します。

パワコンを停止させます。(スイッチはパワコン下部に2本のビス止めでカバーされています)

前面パネルを外してから気が付きましたが、通信用コネクタはパワコン下部より、取り外すことが出来ました。

ビス2本を緩めて、下にスライドすることで、通信コネクタ部分を簡単に取り外せます。

ケーブル引き込み箇所は、MG25Aのコネクタです。

中央にある黒いカバーがかかった部分に通信コネクタがあります。

こちらが、取り外した通信コネクタです。

3.DATA+、4.DATA-、5.DATA+、6.DATA- のピン部分に、ツイストペアケーブルを接続します。

導体外径は、0.65mmまたは0.9mmが良さそうです。

終端抵抗のスイッチもありますので、パワコン位置により、ONまたはOFFを設定します。

ケーブルの引き込み部分は、ゴムパッキンで防水仕様です。

ケーブルの太さを気を付けないと、挿入できない可能性があります。

外径6mm程のケーブルを使用すれば良さそうです。

取り出したゴミパッキン

ケーブルの接続方法や外径等についてはわかりましたので、各距離を計測していきます。

メジャーをあてて写真を撮っておくと、後でおおよその長さが把握できますので、便利です。

パワコンへのケーブル引き込みは、MG25Aコネクタに、シールド付きケーブルを挿入すれば良いです。

シールド付きですのでインシュロックで固定することで、PF管で保護する必要はなさそうです。

ゼロモニタ本体は、集電箱内に設置しますが、通信ケーブルの集電箱への引き込みは、穴あけが必要です。

今回の事前確認で、手配する部材が確認できました。

ゼロモニタの納期連絡が届き次第、スケジュールしたいと思います。

引き続き、長野県・近隣県の除草管理、巡回点検、受付中です。

よろしくお願いいたしますm(_ _)m

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