初期の低圧FIT発電所も、今年の春より出力制御の対象になり、電力会社の要請に応じてオンライン制御、オフライン制御、オンライン代理制御の何れかを選択することになります。
オンライン代理制御については、ソーラージャーナルさんの記事がわかりやすいです。
オフライン制御の場合は、発電所がある現地に行って、都度パワコンの連系をON、OFFする必要がありますので、実際には現地対応は難しい事と、ロスが発生する可能性も高いです。
制御スケジュールに従って発電所で対応することは、結構な手間になります。
現実には、オンライン制御か、オンライン代理制御のどちらかの選択かと思います。
所有している発電所は、ほくでん、東北電力、中部電力、四国電力とあります。
ほくでん管内と東北電力管内の発電所は、既にオンライン制御に対応済です。
中部電力管内の発電所は、出力制御が発生する可能性は今のところ低いので、早くても来年以降で良いかと考えています。
パワコンは遠隔出力制御に対応しておりましたが、ネット回線が必要ですので、遠隔監視システムも未導入の為、オンライン制御に対応している遠隔監視装置を導入することが良いかと思います。
問題は、四国電力管内の発電所です。
四国電力も出力制御の実績はいまのところゼロですが、今年から出力制御がかかりそうだと聞いていますので、オンライン出力制御で検討を進めたいと思っていました。
早速パワコンが対応しているか調査したところ、残念ながら未対応でした...
2014年設置の発電所ですので、そんな予感はしておりました。
パワコンが未対応なら、どこのメーカーの出力制御ユニットを導入してもダメってことですね。
メーカーは新電元さん。
いつの間にか、パワコン製造販売から撤退されて、設置しているパワコンの保守も、あと7年程で終了のようです。
このパワコンは、メーカー無償対応で全台の基盤交換を行ったことがあります。
電源のON、OFFが何度も繰り返される不具合で、日が経つにつれ間隔が狭まっていき、1分間隔の時もありました。
一台だけの現象でしたが、全台基盤交換になりました。
もともと、なんらかの不具合が基盤にあったのだと思いますが、原因提示には料金がかかるようでしたので、原因は教えていただいておりません。
ここは潔く諦めて、他メーカーのパワコンに乗せ換える方が良さそうです。
乗せ換えると決まれば、以下のメリットもありますので、早い方が良いです。
リパワリングを含めて検討です。
・パワコン性能があがっているはずなので、発電量がアップするはず
・パワコン保証期間が延びる
リパワリングは、ソーラーエッジさんに1年半程前に見積もりしてもらいましたが、結構高価でxxx万程かかりそうでした。
三相なので高いのですかね?
高価ではありますが、シミュレーションでは大幅に発電量がアップするとのことでした。
実際にリパワリングされた方も、思った以上に発電量がアップした というお話も聞きますので期待できそうです。
もう一つの方法として、三相パワコンは少なくなってきていますので。
三相→単相の切替工事を行って、単相パワコンに変更した方が良いかもしれないとも思ってます。
こちらの件も、早めに検討していきます。
【後記】
我が家の犬、トリミングから帰ってきたら、こうなってました。
なぜ? (・・?
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