先日の記事でナイロンコード用のヘッドを損傷したことをお伝えしましたが、代わりとなるOREGON(オレゴン)製のヘッドとナイロンコードが到着しましたので使ってみた感想です。
先日の記事はこちらです。
今回購入したナイロンコードヘッドはこちらです。
OREGON(オレゴン)24-275 ゲーター・スピードロード ヘッド(小)です。
ヘッドの大きさが、大と小の2種類あって、刈払い機のエンジン出力により、おすすめが異なるようです。
エンジン出力が、33cc以上が「大」、それ以外が「小」のようです。
商品はこんな感じです。
ナイロンコードカートリッジが一つ添付されています。
太さ2.4mm×長さ3.8mのものです。
購入を決めた理由が2つありました。
- 装着するナイロンコードがカートリッジ式
- 叩き出し方式でナイロンコードが自動で出てくる
- ヘッドがグラスファイバー製
今回、実際に触ってみて良さそうなところがあります。
- アイレット(コードが出てくる部分)が回転する
- 側面を押すだけで「カシャ」と開き、力を入れずにカバーを外せる
- いままで使ってきたヘッドにあったスプリングのようなものが装着されていない
ナイロンコードがカートリッジ式なのは良いですね。なにより交換が簡単です。
巻いたり、引っ張ったり、切ったりの手間がありません。
単品でも販売されていますが、何本かセットで販売もされています。
アイレットが回転式なのは、ナイロンコードが出てくる時にアイレット部分への負荷が軽くなるので損傷する確率が低くなります。
また、ヘッドが高速で回転している時にナイロンコードを障害物に接触させるとアイレットへの負荷がかかりますが、少しでも負荷を逃がせる仕組みになっているようです。
今まで使用してきたヘッドは、スプリングが装着されていたり、部品点数も多く複雑だったため、損傷する確率も高かったのかと思います。
OREGON(オレゴン)のスピードロードヘッドは、部品点数が少なく、とてもシンプルです。
早速、先日の草刈りで使用してみました。
スパイダーモアのエンジンが停止しなかった時ですね...
現地写真の撮影をしておりませんでした...
モアの草刈り後に行ったため、夕暮れになってきており急いでおりました。
200㎡ほどを、OREGON(オレゴン)の ゲーター・スピードロードで刈ってみましたが、フェンス際などの障害物がある場所でもスムーズに刈ることができました。
草丈は20cm~70cm程ですが全く問題ありません。
つる草も問題ありませんし、1cmほどの茎でも刈ることができます。
30分ほど刈ってみましたが、叩き出し時のナイロンコードの送り出しもスムーズで、出てくる長さも一定に保たれていて、非常に使いやすいです。
耐久性は、使い込んでみないと不明ですが、頑張ってくれそうな感じはあります。
使用後の写真です。
結構無理して(負荷をかけて)刈ったと思いますが、ツメ部分やアイレット部分に損傷や劣化もなく、使用したナイロンコードの長さも、おそらく30cmほどです。
アイレット部分などは草の汚れが付着していますので、きれいに掃除をしておいた方が良さそうです。
掃除を怠ると、せっかく回転する構造ですが、回転せずに損傷に繋がる可能性もありますので。
ヘッドと叩き出しの上下2つに分割しますが、結合部のツメのところもきれいに掃除が必要です。
ここの掃除を怠ると、ヘッドの損傷に繋がります。
ただ気がかりなのが、この商品...メーカーホームページに掲載されていません。
販売店に確認中ですが、生産中止でしょうか。
このまま使用していきたい商品ではありますので気になるところです。
連絡を待ちたいと思います。
ナイロンコード用のヘッドをお探しの方は、是非使ってみてください。