ビックリしました。
二か所の発電所をスパイダーモアで草刈りしていたのですが、3分の2ほど終わったところでスパイダーモアのアクセルが戻らなくなりました。
スパイダーモアのアクセルは、ハンドル部にある黒いバーです。
通常は、手を離すと黒バーが自動で上にあがり、アクセルが戻る とういう仕組みです。
今回は、この黒バーから手を放しても、アクセルが戻りませんでした。
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正直焦りましたが、落ち着いてエンジンスイッチをOFFにしました。
が、止まらず...
これは焦りました。
エンジンスイッチは、手元の操作レバーが集中しているパネルにあります。
エンジンスイッチをOFFにしてもエンジンの回転が落ちない、エンジンも停止しない。
こんな時はどうするか?
チョークで止めるしかない。
チョークレバーを「閉じる」の位置にスライドさせました。
やっと、エンジンが止まりました。
危なかったです。
早速、原因調査です。
エンジンスイッチからエンジンに繋がるケーブルを確認すると、見事に断線していました。
エンジンに繋がるケーブルだけでなく、アース線も断線しています。
2つのケーブルが一本にまとまって、被膜でカバーされていますので、何かの原因で一緒に切れてしまったようです。
この時間(15時ごろ)から、刈払い機で対応できる広さではありません。
とにかく修理を急いで、草刈りに戻らないといけません。
車に戻って、部品を確認です。
ケーブルを確認した時に、ギボシ端子の片側が欠損していましたので、ギボシ端子が欲しいところですが、残念ながらありませんでした。
使えそうなのは、リングスリーブだけです。
圧着工具は車に積んでいますので、リングスリーブで圧着することにしました。
ケーブルを直接つないでしまっても良いのですが、圧着した方が早そうですし、確実です。
エンジンに繋がっているケーブルと黒ケーブルをリングスリーブで繋ぎ、絶縁のためテープを巻きました。
ちょっと汚いですが、応急処置なので良しとします。
もともと、途中から、こんな感じで細いケーブルが、むき出しなんです。
後日、補修する時にケーブルカバーを被せておいた方が良いですね。
次は、アース線(ニュートラル側)の復旧です。
ゴムキャップを外してみると、アース線、「黒」ですね...
どうやら先ほどエンジン側に接続した黒ケーブルは、アース側のものだったようです。
ゴムキャップが被っていて、ケーブル色を確認していなかった事と、エンジン側のケーブル色も黒だったので。
うっかりミスです。
念の為、エンジンスイッチ側のケーブルを確認すると、 「スイッチ → 黒ケーブル → ギボシ端子 → 白ケーブル」でした。
なぜ、このような配線?と思いましたが、、、
やり直しです。
アース側も修理しました。
エンジンスイッチを入れて、リコイルスターターを引いて、無事にエンジン始動。
アクセルON、OFFもチェック、こちらも無事に動作しました。
さて、草刈りの再開です。
40分ほど時間をロスしましたが、夕暮れまでには、刈払いを終えることができました。
前からケーブルの細さとむき出しの状態については、心配はしていました。
今回の原因には直接関係ないかと思いますが、少し力が加わっただけで簡単に切れてしまいそうなので、早めに対策を施したいと思います。
今回の原因は、つる草のような気がします。
ただの想像ですので、何とも言えませんが。
「つる草」...やはり厄介です。
ちょっと、ギザギザした感じがある、もさもさした「つる草」です。
カナムグラ(鉄葎)?
まとわりついて、少し嫌な感じはあったのですが。
ケーブルに巻き付いて、何かに引っ張られて切れたのではないかと思います。
(めったにない事ではありますが)
もし、エンジン止まらなくなったら、チョークを閉めてみてくださいね。