太陽光発電所の除草、巡回、点検

sora(そら)のブログ

パネル下の草刈りでケーブル類を損傷しないために行っていること

気候も涼しくなり過ごしやすい季節(少し寒いくらいです)になりましたが、1日9時間2日連続の除草作業はハードでした。

1日目は、3000㎡のパネル下草刈り&フェンスに巻き付いた雑草の除去&フェンス際草刈り

2日目は、3か所の巡回点検で、パネル前、パネル下の除草、架台に巻き付いたつる草の除去 です。

どちらも、実作業時間が8~9時間。

パネル下に屈みこんでの除草作業が多かったので少し疲れましたが、きれいになった発電所を見ると、そんな気分も吹き飛びますね。

今回も前回お試しで使用したOREGON(オレゴン)のナイロンコードが大活躍でした。

https://sorablo.biz/nylon_oregon_speedload/
詳細はこちら

OREGON製ヘッド単品でも良いのですが、パネル下はケーブルがある場所もありますので、写真のオレンジの部品と合わせて使用してみました。

これが本当に使いやすいです。

ナイロンコードの先端で使用して刈れる道具

この「ecoカルガード」を草刈り機に装着して使用すると、ナイロンコードの先端だけで刈ることができるという部品です。

ナイロンコードを使用していると、ついつい先端で切ることを忘れて、草刈り機に絡んだり、攻めすぎて切れない状態にイライラしたりすることがありますよね。

オレンジの円盤が良い具合に刈れる範囲を示してくれているので、先端を意識して刈ることができます。

あと、とっておきの使い方があります。

草をオレンジのECOカルガードで、上から押さえつけるように刈るんです。

そうすると、草の飛び散りも少ないですし、ナイロンコードが中で回って、うまく草を刈ってくれます。

この方法、おすすめですよ。

そろそろ本題ですが...

パネル下の架台まわりには、活線状態のケーブルやアース線等が敷設されていることが多いです。

架台杭に沿って、アース線が地中に埋設されていることもありますので、刈刃ですと、ざっくり切断してしまったり、PF管を損傷してしまう可能性があります。

こんな感じですね。

架台杭に沿って、地中に埋設されていたりします。

その点、ナイロンコードですと、切断してしまうことや、損傷させてしまうことは、基本的にはありません。

細線のケーブルを直に敷設しているような場合は、危険かも知れません。

パネル下の除草を行う場合、手順がありまして(私の方法です)...

  1.  パネル下以外の部分(アレイ間)の除草を終わらせる。
  2.  架台杭周辺をナイロンコードで除草する。
  3.  パネル下を刈刃(チップソーなど)で除草する。

2.の前に、「ケーブルの場所を事前に確認してピンクのサインテープで目印をつける」こともあります。

雑草の丈が長くて杭が見え難い状態の時に行っておくと安心です。

こんな感じです。

この発電所は、雑草丈が高い時期がありましたので、春にサインテープを巻いておきました。

作業手順です。

1. パネル下以外(アレイ間)の除草を終わらせます。

2. 架台杭周辺をナイロンコードで除草する。

3. パネル下を刈刃で除草する。

 ナイロンコードでも良いのですが、雑草を粉砕して除草するため周囲に飛び散りますね。ですので、パネルに付着してしまうのを避けるためにパネル周辺ではなるべく使用しないようにしています。

パネル下を除草する時は、背負い式の草刈り機を使用しています。

ツーグリップでも良いのですが、発電所は広さもありますので向いていないかと思います。

ツーグリップはU字ハンドルや背負い式に比べて軽いですが、それでも4kg強の本体を支えるとなると、腕や肩への負担が大きいですね。

でも本当は、これ欲しいです。

さっと出して、ぱっと刈れますからね。

【あとがき】

OREGON(オレゴン)のヘッド、「ゲーター・スピードロード」ですが、販売店から連絡をいただいて、やはり廃版になっておりました。

残念ですが仕方がありません。

追加で、ヘッド1つとナイロンコード10セットを発注いたしました。

気に入ったので、もう少し追加で発注してストックしておこうと思います。

引き続き、よろしくお願いいたします。m(__)m

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