太陽光発電所の除草、巡回、点検

sora(そら)のブログ

法面が崩れています。右法面の上には別発電所があります

発電所敷地内の法面状況がまずい

公開するか迷いましたが、業者の対応がよろしくなく、そろそろ限界を迎えてきましたので、備忘録を兼ねて公開します。

業者名は諸々問題になると良くないので伏せます..(結構大手です)

「このままだと法面が侵食されて崩れるのではないか? 早く改修工事をお願いしたい。」

この発電所の完成は2020年4月、上記の依頼を業者に行ったのが2020年9月5日です。

個人所有の発電所です。

この発電所は、4段の段々になっておりまして、写真は最上段と2段目の間の法面です。

当時の状況です。

拡大すると、ひどい状況が良くわかります
1枚目を逆から見た写真。法面下部が削られています

法面状況が一番まずいのですが...

他にも、

発電所の周囲を囲んでいるフェンスに入口がなく、当然、鍵もない。

PF管は、ほぼパテ埋めされていない。

パワコンのPF管もパテ埋めされていません

仕方がないので、フェンス入口は自分で作り鍵も設置しました。

PF管のパテ埋めは何度か補修?されましたが、ただテープを巻いただけとか、薄くパテ埋めされているような状況です。

改修を求めましたが、何度言っても進展する様子がないので、自分でパテ埋めを行いました。

そして法面の改修施工方法が決まったと連絡があったのが、2020年11月末です。

「法面につきましてはわら芝でしっかりと補強したうえで、新設堰を設置させていただく予定でございます」...

若干心配な内容ではありますが、施工してみないとわかりませんので、結果を待つことにしました。

そして2021年2月21日に、2021年1月19日完了の報告書を受領しました。(1ヶ月経過しています)

完了報告書の一部(法面改修工事中の写真)

ただ、完了報告書では写真も少なく、判断できないため現地確認。

2021年4月上旬の現地状況がこちらです。

わら芝を定着させるはずのネットですが..
堰と言えるのか...
既に崩れてますね
重機搬入時に切断されたと思われるフェンス

わら芝を施工したネットは剥げています。

堰というより溝のような感じです。

前にはなかったフェンス切断の跡が...

重機搬入する為に切断したのでしょうか? 普通の針金で補修してありますので既に錆びています。

この状態を業者に申告して再改修工事を依頼しましたが、進展ありません。

担当者は6月末までに対応すると言ったきり音沙汰なく、6月末で退職されてました...

現在、後任の方と調整しておりますが、なかなか進みそうにない感じでまいっております。

「本日、弊社施工部が確認に伺いました。施工内容は2段目に雨水を流し2段目で自然浸透させる目的です。オーバーフローで3段目に流れる場合もあります。水みちは出来てしまうと思いますが斜面が崩壊してしまう危険度はないという判断をしております。」

上記判断も疑問ですが、もともと業者が提示した改修工事の内容と実際の内容が異なる点に対する回答はありません。

引き続き改修工事の依頼中です。

早く終わらせたいのですが、根気よく対応依頼をしていくしかないのでしょうか?

進展ありましたら、また記事にします。

今回の件で、あらためて信頼していただける作業を行っていかなければと感じます。

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