葛(くず)などの「つる草」は、地上をはったり、建造物に巻き付きながら勢力を拡大していくので非常に厄介です。
地上をはっている分には、まだかわいいのですが、発電所でつる草が繁殖してしまうと、ケーブルに絡んだり、パネルとパネルのすき間に入り込んでパネルを覆い隠してしまうこともあります。
フェンスに絡んだりするのも、かなり面倒なことになります。
つる草の除去は、全部きれいに取り去ることが出来れば一番良いのですが、労力とコストを考えると大変な労力ですので、根本を特定して切断する方法がおすすめです。
だいたい、外(フェンス外)からの侵入が多いので、フェンス下から伸びている枝(つる)を切断します。
刈ってからしばらくすると枯れて茶色になるので、見た目は悪くなりますが、枯れてから除去した方が、青々としている時よりも格段に労力が少なくて済みます。
除草剤を散布できるところであれば、除草剤がおすすめですが、除草剤散布ができない場所では、すべて刈払いで行います。
今回の発電所は、「根本切断」と「フェンス際の刈込み」で対応しました。
パネル後部とすき間から入り込んでパネルを覆い始めていますが、とりあえず成長は止まりますので、後日パネル上のつる草を除去します。
後方やすき間から侵入し始めています 根本を切断して枯らします