先日の記事で、原子力発電は人の手による制御が届かなくなる可能性が高いので、他の発電方式に置き換える方が賢明だと思うと書きました。
日本の電源構成に占める原子力発電の割合は、2020年度の統計では「3.9%」で、発電量「388億kwh」です。
太陽光発電は、「7.9%」「791億kwh」です。
福島原発の件で、原子力発電の割合は少なくなりましたが、徐々に増えつつあります。
そんな中、EUでは原子力発電を「グリーンな投資先として認定」する意向を決定したようです。
原子力と天然ガスは、「持続可能なエネルギー」に分類するようです。
天然ガスについては、どうしてそうなるのか理解に苦しみますが。
原子力については、脱炭素という意味では正しいのかもしれませんが、事故が起きた時の影響が計り知れず、破壊力がありすぎます。
核の廃棄問題もあります。
これでは、とても「グリーンな投資先」「持続可能なエネルギー」と呼べるものではないと思いますが、なぜでしょうか。
フランスは賛成し、ドイツは反対しているようです。
フランスの原子力発電の割合は78%程で、ドイツは11%程です。
原子力発電の割合が多い国が賛成することは、現状を考えれば仕方がないのしれませんが。
原発事故を想定した場合、別方式に切り替えることが賢明なことは明らかだと思うのですが。
政治や経済活動が絡むと、なかなか難しいのでしょうか?
「今が良ければそれで良し」的な考え方は、すぐに止めて、ここは、事故が起こる確率を100%として判断してもらいたいです。
日本も。
原爆被害と原発事故が起きてしまったのですから、賢明な判断をして、世界を先導し率いてほしいです。
だれも、原子力や有限エネルギーは使わない方が良いことは、わかっているのだと思います。
直ぐにとは言いませんので。
自然エネルギーだけで賄う為にどうしていくのか?
数十年かかるかもしれませんが。
そんなロードマップを、今から作ってほしいです。
自然エネルギー(太陽光、水力、風力、地熱等)だけの未来って良いと思います。
ですので、長期ロードマップも「理想」で良いと思います。
是非、理想的なエネルギー政策をお願いしたいです。
2022年度の長野県・近隣県の除草管理、巡回点検、受付中です。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m